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性別によって違うクラミジア症状の解説

2019年10月14日

最も感染者数の多い性感染症、それがクラミジアです。18歳から19歳の女性の10人に3人は感染していると言われていますから、かなりの数です。これだけ多いのは、性感染症ゆえの恥ずかしさで受診できずにいるということもあるでしょう。性行為が感染経路となりデリケートゾーンに症状が出るがゆえ、勇気は必要です。粘膜同士の接触・分泌物との接触が感染経路である以上は、オーラルセックスなどを原因として口に感染することもあります。他の性感染症と違って、性行為以外が感染経路となることはありません。ただ、どんなに恥ずかしくともかゆみや痛みなどあるならば治療をするしかないのですが、女性の80パーセント、男性も60パーセント程度が無症状というのがこの病気であり、これこそが患者数が多い原因です。もしかしたらあなたも、自覚症状なしにクラミジア感染者となっているかもしれません。自覚症状の有無だけでなく、男女で違った症状を持つのもクラミジアの特徴です。女性の場合は、おりものの量が少し増えたり軽い生理痛のような痛みがある、出血を伴うといった症状です。これくらいだと気が付かない方も多いでしょう。この程度の異常で病院へというのはハードルが高いです。場合によっては黄色く濃いおりものが出ることもあります。おりものは健康のバロメーターなので、普段から注意をしておいた方が良さそうです。一方、男性の方は尿道のむずがゆさや排尿時の軽い痛み、副睾丸の痛みを感じる程度です。症状もそれほどではないこともあり、多くの方がかかっているような病気ですから大丈夫だろうと放置しておくのはやめましょう。クラミジアの原因は、クラミジア・トラコマティスという病原体です。これの活動を抑える治療薬を服用しないと、女性であれば子宮頚管炎や子宮内膜炎・骨盤腹膜炎といった病気に発展し、不妊や流産・早産の原因ともなってしまうのです。男性も、尿道炎から精巣上体炎・陰嚢の腫れといった症状に発展して男性不妊の原因となることもあります。日頃からだれかれ構わず性行為を自由に行うのは避けること、コンドームを付けることで病原体が含まれた粘液が直接触れ合うのを避けましょう。そして、もしかしてという症状を感じたら早期発見早期治療です。自身はもちろん、パートナーと一緒に病院を受診することをおすすめします。そうでないと、完治してもまたパートナーから菌をもらい、再発することとなります。潜伏期間が長いと3週間ありますから、どこでもらったのかが分からないような状態も危険です。